SNMP トラップ

SNMP トラップ

1. 概要

SNMP トラップ に関する設定を行うページです。

2. トップページ

SNMP トラップのトップページです。

2.1. トラップ種別の設定

  • トラップ種別の設定内容が表示されます

  • 「設定」ボタンを押すと、設定を変更するページが表示されます

2.2. トラップ送信先の一覧

  • 現在登録されているトラップ送信先の情報が表示されます

  • 表の項目の説明は以下のとおりです

    • 送信先アドレス

      • 登録されているトラップ送信先アドレスが表示されます

    • バージョン

      • トラップで使用される SNMP バージョンが表示されます

    • コミュニティー / ユーザー

      • トラップで使用される SNMP コミュニティー名もしくはユーザー名が表示されます

    • メッセージタイプ

      • トラップで使用される SNMP メッセージの種別が表示されます

    • セキュリティーレベル

      • トラップを送信するユーザーに求められるセキュリティーレベルが表示されます

  • 「新規」ボタンを押すと、トラップ送信先の新規登録を行うページが表示されます

  • 「設定」ボタンを押すと、選択したトラップ送信先の設定変更を行うページが表示されます

  • 「削除」ボタンを押すと、チェックボックスにチェックを入れたすべてのトラップ送信先が削除されます

  • トラップ送信先は最大 8 個まで登録できます

3. トラップ種別の設定ページ

トラップ種別の設定を行うページです。
設定を入力後、「確認」ボタンを押してください。
確認画面の入力内容に間違いがなければ、「設定の確定」ボタンを押してください。

3.1. トラップ種別の設定

  • トラップ種別

    • SNMP エージェントが送信するトラップ種別を以下から選択します。

      • 電源 OFF 状態からの起動

        • 電源 OFF/ON、ファームウェア更新によって本機器が起動された場合にトラップを送信します

      • 電源 OFF を伴わない再起動

        • reload コマンドにより本機器が再起動した場合にトラップを送信します

      • ポートのリンクダウン

        • ポートのリンクダウンが発生した場合にトラップを送信します

      • ポートのリンクアップ

        • ポートのリンクアップが発生した場合にトラップを送信します

      • 認証の失敗

        • 登録されていないコミュニティー宛もしくはユーザー宛の SNMP メッセージを受信した場合にトラップを送信します

      • 温度状態の変化

        • 温度異常を検知するなど、温度状態が変化した場合にトラップを送信します

      • ファン状態の変化

        • ファンの異常を検知するなど、ファン状態が変化した場合にトラップを送信します

      • L2MS エージェントの検出 / 喪失

        • L2MS エージェントが検出されたか、消失した場合にトラップを送信します

      • ErrorDisable の検出 / 解除

        • ErrorDisable を検出もしくは解除した場合にトラップを送信します

      • RMON イベント

        • RMON イベントが実行された場合にトラップを送信します

      • 端末監視状態の変化

        • 端末監視機能にて、端末の状態の変化を検知した場合にトラップを送信します

      • スパニングツリーのルート検出 / トポロジー変更

        • 新しいルートブリッジを検出した場合や、トポロジーの変更を検知した場合にトラップを送信します

      • PoE 状態の変化

        • PoE の状態が変化した場合にトラップを送信します

      • ループの検出 / 解消

        • ループが検出されたときか、ループが解消されたときにトラップを送信します

4. トラップ送信先の設定ページ

トラップ送信先の新規登録や、登録済みのトラップ送信先の設定変更を行うページです。
設定を入力後、「確認」ボタンを押してください。
確認画面の入力内容に間違いがなければ、「設定の確定」ボタンを押してください。

4.1. トラップ送信先の設定

  • 送信先アドレス

    • トラップの送信先アドレスを設定します

    • 送信先アドレスには、IPv4 アドレス、IPv6 アドレスのどちらかを指定できます

    • IPv6 リンクローカルアドレスの場合、送出インターフェースも指定する必要があります (fe80::X%vlanN の形式)

  • バージョン

    • トラップで使用するSNMPバージョンを選択します

      • SNMPv1

        • SNMP version 1 を使用してトラップを送信します

      • SNMPv2c

        • SNMP version 2c を使用してトラップを送信します

      • SNMPv3

        • SNMP version 3 を使用してトラップを送信します

  • コミュニティー / ユーザー

    • トラップで使用するコミュニティー名もしくはユーザー名を設定します

    • 「選択」ボタンを押すと、バージョンに応じて「コミュニティーの選択」もしくは「ユーザーの選択」ダイアログが表示されます

    • 「コミュニティーの選択」「ユーザーの選択」ダイアログには、定義済みのコミュニティー一覧およびユーザー一覧が表示されます

    • 「コミュニティーの選択」「ユーザーの選択」ダイアログでは、「選択」ボタンを押すことで、トラップ送信先へのトラップで使用するコミュニティーもしくはユーザーを選択することができます

  • メッセージタイプ

    • トラップで使用する SNMP メッセージタイプを選択します

      • Trap を使用する

        • 送信先に受信確認応答を要求しないメッセージタイプです

      • Inform Request を使用する

        • 送信先に受信確認応答を要求するメッセージタイプです

    • バージョンで SNMPv1 が選択されている場合、メッセージタイプの選択はできません

    • SNMPv1 では、メッセージタイプとして常に Trap が使用されます

  • セキュリティーレベル

    • 本機がトラップを送信するために、ユーザーの設定に求められるセキュリティーレベルを設定します

    • 認証を行わずに、暗号化だけを行うことはできません

    • ユーザーの設定がトラップ送信先の設定のセキュリティーレベルを満たさない場合、トラップの送信に失敗します